将棋界のレジェンド、木村義雄が1952年に名人位から引退を発表しました。
かつて名人位は世襲制でしたが、昭和10年(1935)から実力制へと移行しました。
その初代名人に輝いたのが木村義雄でした。
戦後も名人戦で活躍し続けた木村義雄でしたが、
昭和27年(1952)に大山康晴との再戦で敗れたことを機に引退を決意。
その際に「良き後継者を得た」という言葉を残しました。
これからの時代も、過去から学び、新たな挑戦を続けていくことが大切だと感じさせてくれます。
失敗も成功への一歩。
未来の名人たちがどんな歴史を作っていくのか、楽しみですね。